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魅力的なリーダーになるための3つのポイント~人を惹きつけ組織を動かす!リーダーとしての資質を磨く

魅力的なリーダーになるための3つのポイント~人を惹きつけ組織を動かす!リーダーとしての資質を磨く

管理職やリーダーの方々にとって「どうやって組織を引っ張っていけばいいのか」との課題感を持たれる場合があります。リーダーシップを発揮するには、今回のテーマでもある「魅力的なリーダーになる」ということが重要なポイントです。それではいったい自分がどうすればよいのか・・? 今回は、魅力的なリーダーになるための方策について考えてみたいと思います。

魅力とは何なのか?

そもそも「魅力」とは、いったい何なのでしょうか?上司にしたい有名人の調査結果が毎年話題となります。最近では、芸能人の内村光良さんや天海祐希さん。スポーツ界ではイチローさんや松岡修造さんなど、魅力的な方々の名前が上がります。どの方も実績や経験が豊かで、個性や発する言動につい惹きつけられてしまいます。

定義するならば、魅力とは『目に見えない力で相手(人)を惹きつける力・作用』を指します。しかし言葉では理解できますが、では自分がどうすれば良いのか・・と具体的に考え始めると何をどうしたら良いのか分からないものです。書店に行けばリーダー論や上司の教科書なども沢山書かれており参考にされている方も多いかと思います。弊社がこれまで幹部、人材育成事業の中での経験をもとにまとめた具体的なポイント3点についてお話しします。

1)魅力的リーダーになるためのポイント/自分を知ること~自身の魅力を発見し発揮するために

例えば、職場において部下や社員を大事にしようと心がける。或いは、明確なビジョンを提示し、ブレないメンタルを発揮する。誰よりも業績を上げるなど、成長、向上のため様々に努力をされていると思います。

それらに加えて、人間関係論上ぜひ知っていただきたい大事なポイントがあります。それは周囲との関係の中で「自分が何を期待されているのか。また、自分の何が嫌がられているのか」を知るということ。それを知らずに様々な努力を行っても、結果として部下や社員のモチベーションに繋がりにくく、実を結ばない結果ともなりかねません。

自分の振る舞いの棚卸し

順を追って解説すれば、先ずは「自分自身のプラス行動、マイナス行動を見直してみる」。一般的には、自分のことは自分が一番分かっていると思っている人がほとんどなのですが、実は“当の本人が一番自分を分かっていない”場合が多いものです。この認識の有無が自らの望む状態を現実化する近道とも、或いは立ち塞がる壁ともなって参ります。自分が評価している自分と、他人が評価している自分とのギャップ・思い違いが、互いの人間関係を阻んでいる要因なのです。

物品を扱っている会社では月々、あるいは半期に何回と決めて棚卸しを行い、商品の全体像を一目瞭然にして今後の販売活動を決めるはずです。先のギャップを知るための努力は、人間論的には自分自身と他の人による“振る舞いの棚卸し”の実践とも言えます。自分を知る、相手に映っている自身の姿を知ることは、簡単なようでちょっとした勇気が要ります。また指摘された内容は、誰でもなかなか受け入れがたいものです。しかし、そのギャップが埋まった分だけ相手との距離感が縮まっているという実感を必ず持てるはずです。

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信頼おける方との確認作業

人は誰も自分の評価を落としたいと意識して行動することはありません。しかし現実には、無意識での行動が厳しく評価されています。その事実は無意識であるが故に、自分では気づかず是正が難しい。そして問題のある現象(言動)も直せないままである場合があります。

以前、ある会社社長から、総務部門について相談を受けました。社長曰く、総務部門は社内のスタッフが働きやすくするために〝気配り心配り〟が大事。しかし、気配りができず冷ややかで心が無く、事務的な対応が目立ち、結果、社内に温かみが行き届かないとのこと。ミーティングや研修もしているが効果が無いとお悩みでした。総務のトップである方は経歴も素晴らしく能力に優れた方とのことでした。一点欠けているとすれば人間的な温かさなのだろうと想像しながら、総務部長とお会いしました。ご本人としては懸命に取り組もうとしているのを感じましたので、努力をより効果あるものとするため3点お伝えしました。

ひとつは、社長との定期的な個人面談をする。2点目は家族から自身の課題を聞くこと。3点目は各部署の方々との非公式の接点をとること。例えば、業務としてではなく、用がない時にも連絡し雑談や仕事の状況を知ること・・勿論相手の業務の支障にならないように。

社長には、総務の方々が社長自身からの気配り心配りを感じられるような実践もあわせて依頼しました。その本人が指導や指示ではなく温かさや心配りを味わうことが大事なポイントでした。その後、徐々にですが温かな対応が目立ちはじめ本来持っていた能力も発揮できるようになっていきました。

自分を知るためには、自分の信頼できる方、あるいは損得抜きで話をしてもらえる方(具体的にはカウンセリング・コーチングなどの専門家や家族等)に教えてもらうのが良いと思います。ただし、これはあくまで自分自身を良く変えていきたいとの熱意がご自身にあって、相手も本気になってこそ成り立つ実践でもあります。

≪人材育成関連≫ アンリミテッドクリエーションのスタッフ・カウンセリング

2)魅力的リーダーになるためのポイント/相手の立場に立つ~真剣に聞く

ポイントの二番目は、相手の立場に立てる自分を目指すことです。例えば、近年よく聞くようになったONEオンONE(個人面談)。一人一人の課題やテーマに対し改善状況を話し合う訳ですが、つい上司からの指導や指示が先にありきとなりがちです。弊社テキストの中に「面談はしているのではなく、されているとの捉え方で臨む」と有ります。上司としては、相手の立場に立ってものごとを考え、捉えた上での指導と、一方的な思いからの言葉とでは、相手の受け取り方も変わってきます。相手の境遇(環境や状況)に自分がいたならば、きっと私も相手と同じ思いになる。そういう視点でものごとを見る自分作り(訓練)が大切です。これは常に意識して心がけていないと、一瞬で誰もが自分中心の考え方になってしまいがちです。そのためには

*相手を認める

*相手を尊敬する

*相手の話をよく聞く

これらを心がけていきましょう。

特に「相手の話に耳を傾ける」ことはとても大切です。相手が今どういう心の状態なのかを知る実践です。繰り返しになりますが、指導するためではなく、相手を知るために聞くということ。相手の眼の動きから判断したり、声の調子で感じられることもありますが、その理由や内実を知るためには、本気で聞く真剣さが大切です。真剣という文字には命がけという意味がありますが、一つ間違ったら全てを失うという側面が現実にあることだから、改めて真剣にと申し上げるのです。信頼を築くのは簡単ではないのは皆様ご承知の通りです。例えば「理解の方程式」というものがあります。心を込めて聞く場合はリ→カ→イとなりますが、心がこもらず、形だけ聞く場合、相手の方からは逆さまに、リ←カ←イ=怒りを買ってしまう。「この人は話を聞いてくれる人だ、分かってくれている上司だ」これがリーダーの築くべき信頼関係の第一関門なのです。

3)魅力的リーダーになるためのポイント/相手が喜ぶことを提供する

ポイントの三番目は、部下やスタッフに「喜びの提供」をしつづけることです。

相手から見て、常に信頼に足る状況を作っていくためには、相手の喜ぶことを常にやり続け、嫌がることをしないことです。相手の人に喜ばれるには・・・物を贈る、プレゼントする・・・などと考えがちですが、一番大切なのは、一緒に喜べる取り組みや場面を提供したり、一緒にやり遂げるための支えとなったりすること。時にそれは、誰も気づかないような形に現れない小さな心配りをすることともなることでしょう。喜ばせることができるようになるには、5)で述べたように、相手のことを知らないと、相手の喜びのスイッチが分からない状態ともなります。何に苦しんでいて、何に悩んでいるのか。そのことを知るだけでも自ずと取るべき行動は見えてきます。苦を取り除き、楽を与える。ただただ聞くだけでも、相手にとって悩みが安らいで、活力の源に繋がることも現実的にはあります。様々な挑戦を通して、目指すべき理想の状態でいうならば、部下や周囲の人から「あの人のいうことなら聞いてみよう」と、相手から思われるようなリーダーになることです。そのような取り組みの中で、時間経過とともに「人を惹きつけ、組織を動かす」ことができるようになっていきます。

以上、魅力あるリーダーとなるには

①自分を見つめ直す ②相手の立場に立てる自分 ③喜びの提供

の3点を要点として述べました。

しかし、このことを知ったとしてもそれだけでは現実は何も変わりません。組織、個人を問わず、今と将来の問題に自分から進んで取り組むか、それともしり込みするか。魅力あるリーダーになれるかなれないかの分岐点になっていると思います。“行動・実践力”に溢れてこそ、魅力的なリーダーとなることが出来るともいえるでしょう。

魅力的なリーダーを目指し、一歩前進の挑戦を共々にして参りましょう。

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