ビジネス小説「運命の星」
運命の星ーはしがき
2022/06/06

(本小説ーはしがきより)
どこまでも遠く果てしなく続くこの旅は、これからも幾度と無く、様々な障害を受けながら進まなければならないであろう。困難を避けては絶対に辿り着けないことも、想像に難くない。
この変化激しく、時に荒れ狂う経済海を乗り越え進むためには海図が必要だ。それだけでなく、時々に誤りなく舵を切るために、より正確な羅針盤も欠かせないであろう。
それでも尚、何もかもを失い、途方にくれるような時があれば空を見上げたら良い。その空の上には幾千万もの星が輝いているはずだ。星は闇が深ければ深いほど明りが増して見える。その星と星明りを希望の光にして進めばいい。
そして、自分を信じることだ。いかなる逆境や苦難があろうとも、未来を開きゆく運命の星は、自身を信じる胸中にこそあるはずだからー(本文に続く)
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