「人への投資」の中身とは?ー2022参院選で与党が公約に掲げた取り組み

「人への投資」「人的資本」といったワードが今回の参院選では多く聞かれました。その背景に有るのは・・・
1.政府が掲げる「新しい資本主義」強い経済と豊かさを実感できる社会の実現のため
2.歯止めのかからない少子高齢化ー若者世代、女性の活躍を促進するため
3.GDP(国内総生産)の低成長に、原油高、物価高騰、ロシアのウクライナ侵略による防衛費問題
4.国の財政の硬直化(国債便りの予算)
所謂、強い国づくりが求められているということだと思います。
では、どうしたならばそれが実現できるのか?
私たちアンリミテッドが40年近く接してきた中小零細企業の実態を鑑みるに、「人」の成長無くして経済や地域、ひいては国の繁栄はありえない、そう考えます。
では、人の成長のためには何が必要か?ということですが、
若者世代には、新たな発想の源泉として、また活力としてその力の発揮が期待されます。その一方で、離職や非正規雇用の数もけっして少なくありません。
中高年層には、遅れ気味のデジタルの活用を含めたリカレント教育の機会がもっと必要だと感じます。
女性の活躍においては、日本は古くからの慣習がまだまだ残っており、男性優位の社会が女性活躍の機会を奪っている面もあります。(だいぶ改善が進んでも来ましたが・・・)
老いも若きも、男も女もその活躍無くして、強い経済は実現できないと確信します。
そのためには、一人ひとりの可能性の開花のための機会が必要ではないでしょうか?
私どもが、HR系のサービス(経営カウンセリング、人材教育等)を生業にしている会社だから申すわけではないのですが、
それには「学びの機会」「教育の機会」によって、自らの成長・変化をさせていくことが、今後ますます大事になっていくのではないでしょうか。
具体的な仕事面、スキル面での向上は勿論のこと、人間的・人格的な成長もあわせて重要なことと思います。
(アンリミテッドの人材育成のご案内:人材育成|人材教育|幹部研修)
その結果として、公約に掲げられた「賃金の上昇」「豊かさの実感」がもたらされるものと思っています。
参考:
政府広報オンライン:「学び」に遅すぎはない!社会人の学び直し「リカレント教育」
NHK:予算の全体像は(歳入と歳出)
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